専門外来
ピル処方について|女性医師の診察で安心・御苑アンジェリカクリニック 新宿
御苑アンジェリカクリニックでは、避妊・生理痛の緩和・PMS対策などに有効な低用量ピルから、喫煙者や血栓リスクの高い方でも服用できる「プロゲスチン単剤ピル(ミニピル)」、また緊急避妊用のアフターピルまで幅広く処方を行っています。女性医師による丁寧なカウンセリングで、安心してご相談いただけます。
低用量ピルとは
低用量ピルは、黄体ホルモンと卵胞ホルモンを配合したお薬です。避妊目的で服用する薬以外にも、生理痛やPMSといった月経に伴う症状の改善も期待できます。正しく服用することで痛みや気分の浮き沈みが緩和し、日常生活の質をよくすることが期待できます。ただし、服用には注意点がありますので、正しく理解して内服することが必要です。
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低用量ピルの効果・用途
- 避妊効果*
- 生理痛(月経困難症)の軽減
- 月経周期の安定
- PMS(月経前症候群)の改善
- 子宮内膜症の予防
- ニキビや肌荒れの改善
*「避妊」用途の薬とそうでない薬があります
喫煙者でも服用できるミニピル
一般的に、エストロゲンを含むピルは喫煙者の方では血栓症リスクが高まるため推奨されません。当院では、エストロゲンを含まない「プロゲスチン単剤ピル(ミニピル)」の処方も行っております。喫煙者の方や血栓症リスクが高い方でも安心して避妊の選択肢を持つことができます。
低用量ピルの副作用
- 吐き気や頭痛、倦怠感
- 胸の張り・痛み
- 不正出血
- 血栓症
多くの副作用は軽度で一時的ですが、症状が続く場合は種類を変更することで改善することがあります。重大な副作用として血栓症がありますが、妊娠中や出産後と比べると頻度は低いとされています。当院では安全に服用いただくために、問診・血圧測定・必要に応じた血液検査を行いながら処方しています。
モーニングアフターピル(緊急避妊ピル)とは
避妊に失敗した場合や避妊をしなかった際に、性行為後に望まない妊娠を防ぐためのお薬です。性交後72時間以内に服用することで高い避妊効果が得られます。特に24時間以内の服用が理想とされ、服用が早いほど成功率は高まります。
アフターピルの種類
中用量ピル
性交後72時間以内に2錠服用し、さらに12時間後に2錠服用します。当院ではプラノバールを処方しています。吐き気などの副作用がやや多めです。
レボノルゲストレル
性交後72時間以内に1回2錠を服用。副作用が少なく、避妊効果も中用量ピルより高いのが特徴です。
アフターピルの副作用
- 吐き気・嘔吐
- 下腹部痛
- 頭痛
- 不正出血や倦怠感
服用後2時間以内に嘔吐してしまった場合は、十分な効果が得られない可能性があるため再処方が必要です。気になる症状が出た場合は速やかにご相談ください。
低用量ピル処方の流れ
- ご予約(Webまたはお電話)
- 問診・血圧測定・必要に応じて血液検査
- ご希望やライフスタイルに合わせてピルの種類を選択
- 処方・服用方法の説明
- 定期的な再診・フォローアップ
低用量ピルに関するよくあるご質問(FAQ)
- Q:喫煙者ですがピルを使えますか?
- A: 当院ではエストロゲンを含まない「ミニピル」の処方が可能です。
- Q: ピルは太りますか?
- A: 個人差はありますが、必ずしも体重増加を招くわけではありません。
- Q: 将来の妊娠に影響しますか?
- A: 服用を中止すれば数か月以内に排卵が戻るケースが多く、将来の妊娠に大きな影響はありません。
- Q: 副作用が心配です。
- A: 多くは軽度で一時的ですが、不安な場合は種類の変更も可能です。当院では血栓症予防のための定期チェックも行っています。
低用量ピル・アフターピルの費用について
低用量ピル(トリキュラー/マーベロン) | 3,300円(税込)/1シート |
ミニピル(プロゲスチン単剤) | 3,300円(税込)/1シート |
アフターピル(中用量ピル) | 5,500円(税込) |
アフターピル(レボノルゲストレル) | 11,000円(税込) |
※初診料3,300円(税込)、再診料1,650円(税込)。
生理痛や子宮内膜症の方は保険診療が適応となる場合があります。