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性感染症(STD)

性感染症とは

クラミジアに感染したら 性感染症は早期発見・早期治療が大切です。
「もしかしたら・・・」と思ったら、早めの受診を

性感染症は性行為でうつる感染症で、英語のSexually Transmitted Diseasesの頭文字をとってSTDとも呼ばれています。性器のかゆみや痛み、おりものの変化といった症状を伴うこともありますが、自覚症状がないことも多いです。

例えば、クラミジアは性感染症のなかでもっとも感染している人が多く、若い女性の20人に一人がかかっていると言われています。自覚症状がないことの多い感染症ですが、長期間感染が続くと不妊の原因になることがあります(上図参照)。また、妊娠時に感染していると子宮外妊娠や早産・流産の原因になったり、出産時に赤ちゃんに感染して結膜炎や肺炎を起こすことも。早めに見つけて治療することが大切です。治療は抗生物質を内服します。

かゆみやおりものの異常等、何らかの症状がある場合は、保険診療で検査・治療を受けることができます。また、症状がなくても自費で検査を受けていただくことができます(費用は下記参照)。定期的な性交渉があるときや、複数のパートナーがいるときは定期的に感染症検査を受けるようお勧めします。

感染症セットA クラミジア/淋病/トリコモナス/梅毒/HIV/マイコプラズマ/ウレアプラズマ 11,000円(税込)
感染症セットB クラミジア/淋病/トリコモナス/梅毒/HIV/マイコプラズマ/ウレアプラズマ
/B型肝炎/C型肝炎/ヘルペス
16,500円(税込)
淋クラセット 淋病/クラミジア 7,700円(税込)
淋病 3,850円(税込)
クラミジア 3,850円(税込)
HIV 2,750円(税込)
梅毒 2,200円(税込)
トリコモナス 1,100円(税込)
マイコプラズマ 3,850円(税込)
ウレアプラズマ 3,850円(税込)
単純ヘルペス 2,200円(税込)
B型肝炎 2,200円(税込)
C型肝炎 2,750円(税込)

このほかに初診料3300円(税込)または再診料1650円(税込)がかかります
※上記は自費の場合の費用です。症状のある場合は保険診療となります

ウレアプラズマやマイコプラズマが陽性だったとき

ウレアプラズマ・マイコプラズマが陽性の場合、男女ともに不妊のリスクが考えられますが、陽性でも妊娠に至るケースもございます。
また、当院のデータ(〜2021年度・のべ検査数8175件)ではカップルで受診された場合、男女間で陽性率が異なり、検査の感度の違い(おりもの採取と随時尿での検出率の違い)が影響している可能性があります。
今後妊活をお考えの方には治療をお勧めしておりますが、治療の際にはパートナーと同時治療を推奨いたします(パートナー未治療の場合、再検査で治療が成功していないケースが多く見受けられるためです)。マイコプラズマおよびウレアプラズマの治療は自費となります。

マイコプラズマ治療 アジスロマイシン1000mg(1日間内服) 7,150円(税込)
ウレアプラズマ治療 ビブラマイシン200mg/日(14日間内服) 7,150円(税込)
整腸剤 14日分 1,100円(税込)

上記のほかに再診料1650円(税込)がかかります
※再検査を希望される場合は内服治療が終わってから4週間後に再度ご来院ください

主な性感染症について

クラミジア
日本でもっとも多い性感染症で、性交により感染します。オーラルセックスで咽頭に感染することもあります。女性は無症状か、おりものが少し増えるなど軽い症状であることがほとんどです。男性も症状は軽く、尿道がむず痒くなったり、排尿時に軽い痛みがある程度です。治療せずに放置すると不妊や流産・早産の原因になります。

淋病
淋菌は感染力がとても強く、のどや直腸、尿にもでるため口や肛門での性交でも感染します。男性は感染すると排尿時に痛みが出たり、濃い黄色の膿がでます。女性は症状が男性ほど強くなく、気付かないこともあるため注意が必要です。妊娠時に感染していると出産時に赤ちゃんに感染して失明や関節炎を起こしたり、命に関わる症状になることがあります。

マイコプラズマ・ウレアプラズマ
クラミジアでもなく淋病でもない尿道炎や膣炎は、マイコプラズマやウレアプラズマの感染が考えられます。オーラルセックスや性行為で感染し、症状はクラミジアとほとんど同じで、特に女性は無症状であることも多いです。

トリコモナス
膣トリコモナス原虫によって感染します。性的接触だけでなく風呂場やトイレで感染症することもあります。女性は悪臭のあるおりものが増えたり、外陰部に痒みや痛みが起こります。男性の場合は排尿時に軽い痛みを伴うことがありますが、感染症に気づかない場合がほとんどです。妊娠中に感染症すると早産になることがあります。

梅毒
梅毒は近年患者数が増加している性感染症で、性交時に粘膜や皮膚の小さな傷から感染します。慢性の感染症で何年もかかって進行していきます。第1期は感染した場所(性器、肛門、口など)に硬いしこりができ、第2期は全身(特に手のひらや足のうら)に発疹ができます。症状のないものもあり、その場合も病気は静かに進行して数年〜数十年後に心臓や血管、神経の異常が現れることがあります。

HIV感染症・AIDS
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が感染することで起こります。感染初期は喉の痛みや関節痛、発熱などインフルエンザのような症状が起こることがあります。ウイルスキャリアになると数年〜10数年は症状のない時期が続きますが、そのまま治療を行わないとAIDS(後天性免疫不全症候群)を起こし、急激な体重の減少や、肺炎、悪性腫瘍などを引き起こし、死に至る場合もあります。

B型肝炎
B型肝炎ウイルスは血液、精液、膣分泌物に多く含まれており、母子感染か性交渉、または注射器の回し打ちなどで血液を介して感染します。発病の初期にはだるさや吐き気、頭痛、微熱などが起こり、続いて黄疸が見られます。ウイルスキャリアになると肝硬変や肝臓がん等、健康に重大な影響をおよぼします。

ヘルペス
男女共に、感染すると性器に小さな水ぶくれやただれができて痛みやかゆみが続きますが、症状がないこともあります。一度感染するとウイルスが体の中に住み続けるため、疲労時や抵抗力が落ちたときなどに再発します。性器ヘルペスは主に2型の単純ヘルペスウイルスに感染することで起こりますが、口唇ヘルペスのウイルス(主に1型)もオーラルセックスで性器に感染することもあるので、症状がでているときは避けましょう。

尖圭(せんけい)コンジローマ
性器や肛門のまわりに小さなイボができる性感染症です。性交時に皮膚や粘膜の小さな傷からうつります。イボができないこともあり、かゆみや痛みなどの自覚症状もほとんどないため、感染に気付かないこともあります。治療は、切除や焼灼、凍結などの外科的治療か、薬物塗布の方法があります。

性器カンジダ
常在菌であるカンジダ菌が膣内で増殖することで起こります。ほかの性感染症と違い、性行為で感染する割合は少なく疲労や抵抗力の低下などにより自然発生する場合が多いのが特徴です。女性はカッテージチーズのようなおりものと外陰部の痒みがおこりますが、男性は無症状のことがあります。

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